一つの数字への注意を読む
That number is useful, but it is not the whole story.
That number は直前の magnitude 7 を指します。but の後ろが筆者の中心的な問題提起で、一つの数値だけでは地震を理解できないと示しています。
地震はどう測られるのか · 解説・問題
先に英文を読んでから解説と問題へ進むと、理解度を確かめやすくなります。
That number is useful, but it is not the whole story.
That number は直前の magnitude 7 を指します。but の後ろが筆者の中心的な問題提起で、一つの数値だけでは地震を理解できないと示しています。
The same earthquake can feel very strong near the source and much weaker far away.
the same earthquake と strong / weaker の対比に注目します。地震そのものの規模は一つでも、観測地点ごとの揺れは異なるという intensity の特徴です。
It is a way of turning sudden fear into usable knowledge.
It は measuring earthquakes を指します。turn A into B によって、測定が恐怖を判断や備えに使える知識へ変える過程だと表現しています。
Soft ground can amplify shaking, while harder rock may shake less.
while はここで対比を表します。同じ地震でも、地盤によって揺れ方が変わることを一文で比べています。
But to read them well, we must ask what each number measures and what it leaves out.
what each number measures と what it leaves out は、ask の目的語になる名詞節です。「何を測り、何を含まないのか」を読むのがポイントです。
not the whole storystory は物語ではなく、ある出来事を理解するために必要な全体的な説明を意味しています。
a lived event地震を物理現象としてだけでなく、街や住宅で人が経験する現象として捉える表現です。
本文を根拠に選んでから答えを確認しましょう。全問終了後にスコアを保存できます。
マグニチュードと揺れの強さは、どちらが「本当の地震の大きさ」かを競う数字ではありません。マグニチュードは震源で起きた現象を一つの規模として表し、揺れの強さは各地点で生じた影響を表します。そのため、一つの地震には基本的に一つのマグニチュードが示される一方、揺れの強さは場所ごとに異なる分布になります。被害を考える際には、これらに加えて建物の耐震性、人口、発生時刻、二次災害なども関係します。数値を見たときは、値の大小だけで反応するのではなく、「誰が、どこで、何を測った数字か」を確かめることが重要です。指標の限界を知ることは数字を疑うことではなく、数字を目的に合った形で正しく使うことなのです。報道を読む際にも同じ視点が役立ちます。
語彙と文法を意識しながらもう一度読むと、最初との違いを確認できます。